「この気配…。」

「確かにいるわね、彼。この近くに。」

少し考えるゆう。すぐに、ここから移動するわと言い、ボクとレセリアを連れて進みだした。

向かった先は、見渡す限り砂だらけの場所。その辺鄙なところにある、移動式の小さなお店。

「邪魔するよ〜。」

「いらっしゃーい。ゆうが来るとハ…珍しいナ。」

どうしたと、胡散臭い片言の男がでてきた。

「ちょっと面倒な相手が近くにいたから非難しただけ。すぐに立ち去るわ。」

ゆうより先に答えたレセリア。

「また、ゆえるから逃げたのカ?」

「違う。確かにゆえるだったとしても逃げたけど、今回は事情が事情なもんで…できれば今は死神連中と顔を合わせるわけにはいかなくてな。」

「成程。確かに事情おかまいなしの神出鬼没で懐いてる変な死神、一匹いたナ。」

とにかく事情を聴いてくるから、こいつをここでしばらく預かってくれと言い、女は出て行った。

「悪いんだケド、こっちは旅商売。向こうはここを見つけられるカラ、このまま移動するヨ。行くところあるなら引き止めないヨ。」

どうすると男に問いかけられ、ボクはとっさに答えた。

 

着いていく

行くところがあると断る