終章 また、いつか

 

 

「・・・いるんでしょう?」

再び屋上に来ていた紫音と魅音。その声に、ばれてたんだねと、姿を見せる少女がいた。

それは、紛れもなく春華だった。

「・・・あの時、助けたいと思って、無理やり降りてきたんだよね。

で、連れ戻されたんだけど、思い出をあげるって、もう一度ここに下ろしてくれたんだ。」

なるほどね、と二人は納得する。

「本当に、綺麗だった。

花火、二人の隣で見れなかったのが残念だけど、同じものを見れたのがうれしかった。」

彼女の頬に綺麗な涙がつたう。

「生まれ変わる場所、決まっているようですが?」

「うん、あの二人の約束どおり、二人のもとに帰るよ。」

魅音と紫音にちょっとと近くまでよってもらって、小さな声で教えてくれた。自分の転生先を。

「そうですか。楽しみですね。」

「でしょう?今から楽しみなんだよ。」

「そのときは、私達も顔を出さないといけませんね。」

そんなたわいもない話をして、別れた。今度こそ、本当に。

 

 また、いつか・・・会いましょうね

 




        < E N D >





          あとがき


 やっと、紫音の第三弾、『思い出が戻った日』の完結です。長かった〜。
 これもまた、クラブにて提出したものだったりします。一応これにて紫音の話は完結です。
 あ、ちょっとしたその後の二人としておまけがありますけど。
 本編は終わりです。
 個人的に設定として気に入っているので、今後も続編や短編を書いたりします。
 あ、番外編はもうしばらく続くので、見てやって下さいね。
 本編にはなかった内容が含まれています。読めば本編の細かなところがわかるかも・・・。(よけいにややこしいかな?)

 とにかく、終了しましたので、長い間お付き合いくださった方々、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


 最後に、紫音からの贈り物を差し上げましょう。
 紫音の素敵な魔法を、貴方に。
 幸せが届くように、きっかけという名の魔法をあなたに贈りましょう・・・。



          李瀬紅姫



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