「凛々はどうだ?」
大事な人が、つけてくれた名前。私を指す、私だけのもの。
「うん、今日から凛々!」
けれど、凛々には大事な人が二人いるけど、それ以外からは相変わらずで、
凛々は『凛々』として生きてもいいのかな?
それともやっぱり『凛々』として彼等と共に生きることはできないのかな…?
いつも悩んでた
だから、レンちゃんが名前をつけてくれて嬉しかったし、可愛いっていってくれたのも嬉しかった
けれど、本当にこれでいいのかっていう疑問は消えない
そうしたら、もう一人の大事な人が『凛々』として生きてもいいっていってくれた


「れんちゃん。」
「凛々。こんなところで走るなっていっただろ。」
「ごめん。でも、ほらみて。」
「なんだ?…ああ、これか。」
懐かしい。まだ三人一緒だったころの思い出。
あの後、りんちゃんとお揃いの髪をレンちゃんに見せて騒いだ。
三人一緒で幸せだったあの頃は戻らないけれど、
今の幸せを守るために生きるのが『凛々』の答えだから。
また、りんちゃんに会える日があったら、胸を張って会えるように今を生きる。