静かなその場に気配を押し殺しているが、目的の人物がいるのに気付く。

その時点で自分も人の道から外れているなと思うが、それは今更でもある。

「待たせてしまったか?」

「いや。予定が早くに終わったから来ただけだ。」

コツコツと声の主がこちらに歩いてくる。ちょうど、外からの光があたるその場に出てきた。

「白城から聞くには、お前等は遅刻常習犯らしいからな。もっと遅いと思っていたがな。」

「しょーがねーだろ?寛ぎタイムはしっかり寛がなきゃいけなーだろ?」

「お前は寛ぎすぎだ。馬鹿隼人。」

「馬鹿じゃねー。お前は堅物だ。」

「・・・そんなことはどうでもいい。」

「成る程。そっちのが時間に間に合うように連れてきたってところか。」

口の悪い女、舞華が敦を指して笑う。

しゃべらず笑っているだけなら、きっといい女だ。まぁ、あの口の悪さがいいという物好きもいるかもしれないけれど。

「それはそうと、お前一人?」

「ここは待ち合わせに指定しただけだからな。移動するつもりだ。そっちに二人はいる。」

「ならいいや。」

「何か、状況が変わったのか?」

「いや。数時間前に蔵人のやつが暴走してな、止めるために眠ってもらってここからじゃちと遠いんでな。悪いが移動に付き合ってもらうぜ?」

「それは構わない。」

しかし、暴走するとはどういうことだろうと少し首をかしげる。先日会った彼は、少女のような少年の美咲に喧嘩を持ちかけられて言い合いをしているような男で、どちらかというとこの女ほど気が強い性格ではないと感じた。

どこか影が薄いというか、美咲の存在が濃いと言うか。

「こっちだ。」

そう言われ、ついていけば一台の黒い車が止まっていた。

ここはゲームの世界だ。あっても不思議ではないが、そこに運転手はいない。

「乗ってくれ。始める前にへばってちゃ面白くねぇからな。」

そう言って、後ろの扉を開ける舞華。とりあえず従って乗る二人は、運転席に座る舞華を見て、運転手は彼女なのかと認識する。

「シートベルトしっかりしめとけよ。」

そう言ったと思えば、いきなりエンジンをかけ、急発進させたのだ。

「へぇ、すげぇ。」

彼等はまだ、運転免許というものを持っていない。何となくで操作の仕方が分かる程度の知識だ。

「もっとまともな運転はできないのかっ!」

思い切り急発進の際に前のシートに頭をぶつけた敦が言うが、隼人が後ろを指差し、敦もそれを見て理解した。

「悪いな。どうやら、カボチャがしつこいみたいなんでな。ふりきるからしっかり捕まってろよっ!」

「ひゃっほ〜楽しくなるな。」

「楽しくないわっ!」

アホかお前は?と、隼人に訴えるが楽しんでる隼人を止める術はない。ここには常識人はいない。そう思う敦だった。

 

 

 

 

荒いスピードのある運転の末にたどり着いた場所。そこは瓦礫の山があった。

「どこだ、ここは。」

「『始まりの町』にある、『滅びの町』だ。隠しで存在する町のひとつだ。ここに来る奴はいないからな。まだ一般人がこのゲームに混じってないからな。」

「へぇ。始まりの町にこんなところ隠してあったのか。」

「ある程度ゲームの物語進めないとこの町は開かないがな。」

「ふーん。」

これから思い切り隠しページ探す気だと敦にはわかった。

きっと、一週間ぐらいひたすらゲーム三昧する気なのだろう。最悪だと思う。

なぜなら、その間は家すら出ないのだ。仕事だといって無理やり引っ張り出してもあまり使い物にならない。目の前の敵だけ倒して後始末をしないからだ。

何ということだと、今からすでに絶望的な状況に置かれていると言わんばかりに呆然としている敦を呼ぶ声が聞こえる。

「あ・・・。」

いつの間にか、一人だけ離れていた。

置いて行かれないように走れば、待つ気配のない二人はさらに先を進むのだった。

そんなこんなでついた建物。ここで待っているとのこと。

もちろん、手合わせはこの中ではなく、建物の裏にある広場だ。壊すと白城が後でぐちぐちとうるさいということは二人も分かっていたので何も言わなかった。

だが、そんな考えはすぐに消えうせた。

建物の中から銃撃戦をしているのか、銃声が鳴り響いた。それも、一発二発といった可愛いものではない。

「チッ・・・何かあったみたいだな。お前等はどうする?」

「面白そうだから行くぜ。」

「なら、勝手にしろ。」

それだけ言い、舞華は両手にそれぞれ銃を持ち、建物の中に走っていった。

「行くぜ、相棒。」

楽しそうな隼人の声に、やれやれと思いながら、刀を一本抜き、建物の中へ消えていく隼人を追いかける敦だった。

「あ〜お帰りぃ。」

爆発音と共にこちらへ飛び降りてきた美咲。

「何があった?」

「迷惑な侵入者がきたんですよぉ。クロちゃんってば、寝起き悪いでしょ?」

「成る程。また、暴走したというわけか。・・・厄介だな。」

持っていた銃をホルダーにしまい、別の銃を手に取る。

「何々?あのオニイサン、暴れてるわけ?」

「ああ。悪いが、少し待ってもらうかもしれん。・・・雑魚は頼みたい。」

「構わねぇぜ。どうせこれが片付かなきゃ何もできねーしな。な、相棒?」

「確かにな。」

四人は二手に別れ、ビルの奥へと向かう。侵入者の捕獲及び始末と蔵人の確保のため、闇の中に紛れ込む。

舞華は同じ方向へ走る美咲に状況報告を要求した。すると、少し言い難そうにしながら、美咲はこうなった状況を説明するのだった。

それは、少しだけ時間を戻してのこと。

「もぉ〜クロちゃんにも困ったもんだわ。」

暴れた蔵人は現在強制的に眠りの世界へと旅立った。その為、約束に遅れるわけにもいかない。ということで、美咲は留守番で舞華が二人を迎えに行った。

「暇〜。」

台を椅子代わりにして座り、足をぶらぶらさせながら文句を言う美咲。何より、今回手合わせとやらをやる予定なのは舞華とこの夢世界の住人と化した蔵人なのだ。自分は見学である。だからこそ、余計にやることがなくて暇なのである。

「こんなことなら、家に戻ればよかったな〜。」

見てるだけだなんて、退屈だ。しかも、今回の相手はとても面白そうだから、自分も混ざりたい。

その時だった。

「ん?こんな時に誰よ〜。」

面倒くさいと思いながら、ポケットから携帯を取り出し、相手を確認する。すると、そこに表示された名前に慌てて電話をとる。

「もしもしっ!」

「・・・できれば、もう少し音量を下げてほしいものだな。」

相手は舞華の義姉、雪華だ。彼女はボスに繋がる数少ない組織の人間だ。つまり、彼女の電話はボスからの指令だ。だから、美咲は雪華の電話だけはすばやく出る。もちろん、この三人で行動するために大抵の指令は舞華に入る。だから、舞華の電話にも雪華同様にすばやく対応するが。

「それで、こっちに電話してきた用件は何ですか?」

「ああ。舞華から蔵人はダウン中だと聞いてたからな。」

基本的に、指令の電話が美咲に直接くることは少ない。三人チームでリーダーとして組織との連絡役が舞華なので、それは仕方ないと思っている。だから、大体はメールで用件が送られてくるだけだ。もし、舞華に用事が入っていたり連絡がつかなかった際は蔵人へといく。だから、優先順位として最後であるため、いつもむかつくと思っていたりする。だから、仕返しもかねて振り回すのだが、それが子どもっぽいと余計に言われるので複雑である。

「実はな、そっちに馬鹿が紛れ込んだ。お前達のいる場所に落ちたはずなんだが・・・舞華はまだ間に合わんと思ったからな。何かあれば、適当にやっても構わん。・・・掃除、頼んだぞ?」

「は〜い。」

それはもう、退屈しのぎに面白い玩具を見つけた子どものような、満面の笑みと楽しそうな声。

相手からの通話が切れたのを確認して、携帯をポケットにしまい、一度だけ蔵人を見て、美咲はその場を離れた。

しかし、それがいけなかったのだ。

潜んでいた三人程を捕獲し追い出したところまでは良かったが、蔵人がいたはずの方向で、爆発音と共に崩れる音が建物内に響いた。

「うそっ?!」

美咲は慌てて来た道を戻ったが、そこは崩れて先程までいた部屋は瓦礫の下に埋まっていた。

すぐに蔵人の確認に急ごうと降りたが、そこへ別の侵入者が現れ、その場から離れた。ここでやり合えば、確認する前に巻き込んでしまうかもしれなかったからだ。それに、この事態になってもまだ目を覚ましていないというのなら、寝起き最悪で暴れられるよりも、そのまま眠っていてもらう方が良かった。

美咲は侵入者を数人撃破しながら建物内を走り回っていた。そこへ舞華達がきたというわけだ。

説明を終えると、舞華が不機嫌な顔をし、美咲もやはりまずったかなと思わざるえなかった。

基本的に、舞華は面倒事は嫌いだ。仕事でなければ、邪魔くさくてやらないような人間だ。それでなくても、つい数時間前に蔵人が暴れ、それを止めたところなのだ。そもそも、蔵人の暴走を止められるのは現在舞華だけなのだ。だからこそ、この三人が組んでいるのだが。

「とにかく、蔵人の状態確認を優先する。」

「了解。」

それぞれ侵入者を一人ずつ撃退し、先を急いだ。

 

 

 

 

侵入者とやらを捕獲し、適当に放置しながら進む隼人と敦。

「なぁ、これおもしれぇ〜。」

ほらほらと、隼人が目を輝かせて敦に訴えるソレ。

「お前・・・今やる事わかってるか?」

「ああ、わーってる。」

でも、あれ面白くないか?と結局話はそこに戻る。

「どうしてあれが面白いのか俺には理解しかねる。」

「お前固いよな。面白い人間になれねーぞ?」

「そんなものになりたいとは思わん。」

とにかく先へ進むぞと、言えば、もう満足したのか隼人も進みだした。

しばらく進み、再び大きな崩れる音が二人の耳に届く。

「あっちか・・・どうする?」

「行くに決まってるだろ?」

ニヤリと口元に笑みを浮かべ、暴れる気満々の相棒に呆れる敦。

「また、太郎と花子を壊すなよな。」

「わーってるって。この前のはアチラさんが無駄な抵抗してきたからだろー?」

「油断してるからだ。」

「それはお前もな。」

そろって、お互い同時に仕掛けてきた侵入者を撃破。

「どれだけの数がいるんだろうな。」

「おもしれーからいいじゃねーか。」

「面白くなどない。」

こういうところにはいつも付き合いきれないと思いながら、コンビを組んですでに自分としては珍しく長い年月が経過している。昔では考えられないことだったりする。

何故なら、お互い一人でやってきたからだ。それも、何かに属することは長く続かない。何より、コンビを組めと紹介された人間とは、長くても一ヶ月ぐらいだったと思う。

実際、どうしてこんなにお互い続いているのかは謎だが、それはそれで気にしない二人である。

「ん?何だ?」

急に足を止めた隼人に、どうしたと敦も足を止めて隼人の視線の先を見る。

「・・・何だ?」

「俺が先に言った言葉だぜ、それ。」

「隼人が考えている『何だ』とは違うから問題ない。」

「まぁ、どうでもいいけど〜。で、あれは何だろうな?」

先ほど見つけた隼人にとっての面白いものと必死に逃げる侵入者がこちらへと向かってきた。そして、それをとてつもない勢いで追いかけてくる何かがあった。

「あれはまさか・・・っ?!」

だんだん近づいてくることによって見えてきた追いかけてくる何か。

「へぇ〜おもしれぇ〜。」

「面白くなどないだろう?!」

とにかく状況もわからないし、何より見るからに異常な追いかけてくる何かから今は逃げるのが一番だと敦は判断する。

しかし、隼人はそこで逃げるようなことはしない。むしろ、反対に突っ込んでいく。

「状況をややこしくすることはやめろっ!」

思い切り敦は隼人の腕をつかんで進行方向へと走る。

「何で逃げるんだよ?」

面白くねぇ〜と文句を言いながらも、掴まれた腕はとりあえず振り解かず言う隼人。

「一応、侵入者への攻撃は認められるだろうが、あの男への攻撃は後々問題になるかもしれないだろう?」

「あ〜・・・手合わせができなくなるな。」

「・・・。」

「まぁ、それならしょうがねーな。」

「とにかく走るぞ。」

「へ〜い。」

ということで、おかしな追いかけっこが始まった。

「それで、何か解決策でもあるのか?」

そんな隼人の問いにきっぱりないと返す敦。だが、ふと考えてこの男と組んでいるあの二人なら対処方法を知っているのではないかと言うと、なら楽勝じゃんと勝手にどんどん走り出す隼人。

「待て!この体力馬鹿が!」

問題はこの男だけではなく、このゲームへの不法侵入者の処理だ。そもそも、この追いかけっこですでに派手な破壊や騒音を撒き散らしている。

絶対に本来の目的を忘れているなと、呆れるしかない。今は、何を言っても無理だろう。あれは、遊んでいる目だから。邪魔したら噛み付かれてしまう。

そう思いながらも、今まで付き合ってきた自分は偉いとつくづく思う敦だった。

「あっちにあの女がいる。」

野生化しているのか、たまに異常な程の能力を発揮する。そんな隼人が走る方向へとりあえず走る敦。そして、曲がり角から飛び出してきた二人の姿。

「あ、いたいた。」

「お前等っ?」

「あ、クロちゃん!」

やはり隼人はもう人間の領域じゃないと再確認するのだった。

「で、あいつどうにかできる?」

と、二人を追い越したところで足を止め、こちらへ向かってくる二つを指差す。

「ああ。こちらも探していたところだ。助かった。」

「でもぉ〜あれって何なんでしょうね?」

「おもしれーだろ?さっき見つけた時は壁にくっついてたんだけどな。」

それがこんなにはやく走れるとは思わなかったので、余計に面白いと思っている隼人。それにそうですねと返答を返す美咲。何だか、この二人はいろんな意味で違うがいろんな意味で似ているのかもしれないと思う敦。

「とにかく、ナーパルはお前等がどうにかしろ。」

「ナーパル??」

言うと同時にこちらへ向かってくる二人、正確には蔵人の元へと走っていく。

「ナーパルって何だ?」

「ああ、成る程。アレがナーパルだったんですね。」

わかったと一人理解する美咲と、だからナーパルって何だよと怒りながた問い詰める隼人。その間にも変な面白いものとやらがこっちへ来ている。

どうでもいいから、気をこっちに向けて欲しい敦だった。

とりあえず、変な面白いものという物体ことナーパルという生物に襲い掛かる敦を美咲。少しナーパルを哀れに思ったが、知らないふりして、蔵人と舞華の方を見た。

だが、見ない方が良かったかもしれない瞬間を目の当たりにしてしまった。

何と、舞華が蔵人を押し倒し、動きを封じて口付けを交わしていたのだ。

実は、向かっていった後舞華は蹴りを入れ、それを交わした蔵人の腕をつかみ、武器を弾き飛ばす。そのまま、押し倒し、腰をぶつけて動きが鈍ったのをいいことに、そのまましっかりと押さえつけて持っていた液体の入った瓶の中身を口にいれ、蔵人に口移しで飲ませたのだ。だが、その口を合わせたところだけ見ると、口付けを交わしているようにしか見えない。

「・・・幻覚か?」

きっと、何かが見せた幻覚かと思うことにして、現実逃避するのだった。だが、後ろでナーパルを縛り上げてつついている二人の姿もある意味問題だった。

ああ、とうとう捕まってしまったのかと、ナーパルを哀れみの目で見ていたら、目があった。

助けてと涙を浮かべているその目に、うっとなる。何なんだろう。ここは。これも幻覚だ。そう思うことにした敦だった。

今日はもう、何も見なかったことにしよう。そう思うことにしたのだ。

「片付いたか?」

いつの間にか、敦の背後に立っていた舞華の姿にドキッとする。ちなみに、このドキッというのは驚きのドキッである。

「うん、ほら、ナープルゲット〜。」

と、縛り上げたそれを見せびらかす美咲。

「待て、それは俺のだぞ。」

「アナタにはあげないっ。」

ふんっとそっぽ向く美咲にうがーっと怒鳴り散らす隼人。あんなもの欲しがってどうするつもらいだよと思うが、それよりも、意識がとんだらしい蔵人を引きずっている舞華の方が気になった。

「もう、大丈夫なのか?」

「ああ。世話かけたな。」

桃ジュースを飲ませたからもう問題ないと言われ、はぁ?っと理解できず舞華を見た。

「こいつは桃が嫌いでな。食わすと意識が飛ぶ。」

「クロちゃんってば、本当に困ったさんよねぇ〜。」

「へぇー、面白ぇ〜な。」

「・・・。」

やっと、さっきの意味が理解できた敦だが、他にも方法はないものかと思ってしまうのだった。

そして、ごたごたが落ち着き、迷惑な侵入者を撃退した五人。

「なぁ、片付いたしやりあわねーのか?」

「蔵人が当分起きないから無理だ。それに、上へ報告もせねばならん。」

「何でだよ。ったく。」

せっかく楽しみにしてたのにとふてくされる隼人。

「でもぉ、このゲームをやってたらぁ、どこかで戦闘になりますよぉ?」

その時でもいいと思いませんか?と言われ、隼人の目が輝いたのを敦は見た。

仕事を無視してやり込む気だ。

「おい、隼人・・・。」

「よしっ!その時までの楽しみとしてとっといてやる!覚悟しとけよ!」

そう宣言し、三人の元から離れるように走り出した。それを仕方なく追いかける敦。

「面白い人達ですねぇ。」

「そうだな。・・・帰るぞ。」

「了解ですぅ。」

蔵人を担ぎあげ、舞華が歩き出す。それに美咲はついていく。

 

おまけ

「おい。」

「・・・。」

「仕事だ。」

「・・・。」

仕事だと言っても、聞く耳持たず、五日前からひたすらゲームをやり込む男にさすがに困り果てる。

「仕事だ。帰ってからにすればいいだろう?」

「お前だけで問題ないだろう?」

そういって、今日始めて目が合った。

「それとも、敦君は寂しいのか〜?」

「黙れ。もういい。俺が一人で行って来る。」

「お〜い、すぐ怒るなよ。」

セーブし、ゲームの接続を切る。

「で、今度の仕事の内容は何だ?」

「証拠隠滅だ。」

「どっちの?」

刀に手を触れると、成る程と口元に笑みを浮かべる。

「たまには太郎と花子も仕事させてやんねーといけねーしな。」

「・・・いつも思うが、愛銃に名前をつけるのはいいが、その名前はどうかと思うぞ?」

「いいじゃねーか。考えるの面倒だし。」

ならつけなくてもいいじゃないかと思ったが、この男なら何でも面白いようにやるため、結局変な名前をつけることだろう。

太郎と花子はまだましなんだ。そう思うことにした。






あとがき
日記にて連載。終わったのでまとめて相棒に。
結局この人達バトルやってないし。