序章 足りないもの

 

 

  忘れてしまった大切な思い出

 

  忘れてから、以前とは何も変わらないが何かがたりなく感じる。

 

    違和感として、何かがひっかかるが、思い出せない。

 

    抜け落ちてしまった時間。

 

    その時間は、いったい何だったのだろうか。

 

    それは、あの日から。少しの時間、何をしていたのかわからなかったあの日。

 

    そして、黒い猫と一緒にいたあの人を窓から見た日。

 

    まるで、パズルのピースを一つなくして、完成された絵が見れない感じ。

 

    足りないピースはいったい何処へいったのか・・・。