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李瀬 「じゃん!今回は豪華キャストでお送りします。」 登場するのは四大元素を仕切るそれぞれの長。 ウィルド 「相変わらず、暇な事をしますね。他の仕事をしたらどうですか?」 李瀬 「ぐさっ。そ、それだけは言わないでおくれ…。」 エンドゥラ「確かに、こいつの考えている事はよくわかんねーや。」 ウォルデル「その発言は失礼よ。謝りなさい。」 エンドゥラ「しかしよぅ。」 ウォルデル「謝るの?謝らないの…?」 エンドゥラ「(汗)あ、謝るよ…。」 李瀬 「さっすが、ウォルデルだねぇ。エンドゥラなんか敵じゃない〜♪」 エンドゥラ「うっせぇ。」 李瀬 「それより、アーヴィーもしゃべろうよ。」 アーヴィー「…(花の観察中)」 李瀬 「本当に、好きだねぇ。そういえば、次の『空の儀』皆何をするのか決めたの?」 エンドゥラ「俺は炎の灯りをつかった芸術の中で舞を披露するんだ!」 ウィルド 「まわりには気をつけて下さいよ。」 エンドゥラ「わかってるって。」 李瀬 「暑そうだけど、綺麗だろうね。エンドゥラは炎の扱い上手いしね。」 エンドゥラ「あたりまえだ。じゃなきゃ、長やってねーって。」 李瀬 「どうすれば綺麗に見えるか、よく考えてるもんね。」 ウィルド 「それで事故を起こしていたら何の意味もありませんけどね。」 エンドゥラ「一言多いぞ、まったく。それじゃ、お前はどうするんだよ?」 ウィルド 「もちろん、演奏ですよ。風による、ね。」 エンドゥラ「どんな演奏なんだ?」 ウィルド 「それは秘密ですよ。楽しみがなくなるでしょう?」 ウォルデル「確かにそうよね。」 ウィルド 「ウォルデルはどうなんですか?」 ウォルデル「私はいつも通り、演技よ。水と氷のハーモニー付のね。風の補佐もしてくれるのでしょう?」 ウィルド 「ええ。ですから、貴方も水と氷で補佐してくれるのでしょう?」 ウォルデル「もちろん。」 エンドゥラ「おい。俺もやるんだぞ。」 ウィルド 「はいはい。ありがたく思っていますよ。」 李瀬 「おーい、アーヴィー。君はどうするんだーい?」 アーヴィー「(気付いた)…唄。」 李瀬 「だよね。アーヴィーは唄上手いもんね。」 ウィルド 「彫刻も上手いですが、彼の唄も絶品です。」 エンドゥラ「普段全然しゃべらねーくせにさ。どうなってるのか謎だぞ。」 李瀬 「……………知りたい…?」 エンドゥラ「(ゾク)い、いや、いい。」 アーヴィー「…(首を振る→恐ろしくて声が出ない。)」 李瀬 「そう。残念だね。」 ウィルド 「何企んでいたんですか?」 李瀬 「べっつに〜。ただ、知りたいのなら教えてあげようと思っただけ。」 ウォルデル「それより。今日のこの集まりは一体何なの?」 李瀬 「ああ。そういえばそうだね。すっかり忘れてた。」 エンドゥラ「空の儀の事じゃねーのかよ?」 ウィルド 「そんなわけないでしょう。この人がですよ?」 エンドゥラ「そうや、そうだな。」 李瀬 「あーもう。何かなぁ、その言い草わ。失礼しちゃうわ。」 ウィルド 「普段の行いのせいでしょう?」 李瀬 「もう、いいもん。」 ウィルド 「それで、用件は?」 李瀬 「えっとねぇ…(メモを見る)」 ウォルデル「忘れたの?」 エンドゥラ「役にたたねー奴だなぁ。」 李瀬 「縛り上げて一日中つるし上げるよ…?」 エンドゥラ「…すみません。」 李瀬 「えっとね。正式にウィルドを風属性の長にするかどうかの話合いみたいだねぇ。」 ウィルド 「その話し合いでしたら、話し合う必要もなく答えは出ますよ。」 エンドゥラ「確かになぁ…。」 ウィルド 「私は仮であり、あの方のお帰りまで留守を預かる身。」 ウォルデル「ウィルドは絶対まげないもんね。」 ウィルド 「私が完全な長になりえる事はありえません。」 李瀬 「そういうと思った。」 エンドゥラ「じゃぁ、これで話は終わりか?」 李瀬 「ちっちっち。これだけでは終わらないのです。 ウォルデル「何かあるの?」 李瀬 「もちろん。これが今回のメインだし。」 エンドゥラ「なら、さっさと言いやがれ。回りくどい奴だな。」 ウィルド 「まったくです。」 アーヴィー「(少し眠たくなってきた)」 李瀬 「ずばり!聖霊長(王)の名前は何なのか!」 四人 「「「「っ?!」」」」 李瀬 「さて、いっせいに応えてみよう♪」 四人 「「「「…(汗)」」」」 李瀬 「どうしたの?」 エンドゥラ「駄目だ。あの人の名前は…。」 アーヴィー「駄目。絶対駄目。」 ウォルデル「言葉にする事は禁じられているもの。」 ウィルド 「迷惑な内容を持ってくる人ですね。」 李瀬 「はっは〜ん。皆知らないんだ?」 四人 「「「「そんな事はない!」」」」 李瀬 「ならなんで?」 エンドゥラ「あの方の名前事態が一種の呪文だからだ。」 ウィルド 「無闇に呼んではいけないのですよ。」 李瀬 「なるほどねぇ。名前が呪文ね…。おもしろいじゃない。さすがだね。」 ウィルド 「そこ。何か企んでいますね?」 李瀬 「べっつに〜。」 エンドゥラ「絶対、名前を言うつもりだろう?」 李瀬 「もちろん。(あっさり)」 ウォルデル「駄目よ。」 アーヴィー「駄目。」 李瀬 「でも、問題ないと思うよ?たかだかエレ…っ?!」 李瀬に飛び掛って口を封じた。 そして、縛り上げて放置。 エンドゥラ「まったく、何考えてやがるんだ…。」 ウィルド 「無意識というのは恐ろしいですね。」 ウォルデル「なんだかつかれたわ…。」 アーヴィー「もう、帰りたい…。」 李瀬 「まったく、ひどいなぁ。」 四人 「「「「うわっ、いつの間に?!」 李瀬 「それじゃぁ。今回は謎のままって事で。」 エンドゥラ「謎でいいんだよ。危険なんだから。」 ウィルド 「そうですよ。」 李瀬 「別に、問題ないじゃん。」 ウィルド 「貴方って人は…。」 エンドゥラ「絶対人じゃねーよな。」 李瀬 「何言ってるの?今更でしょ?」 ウィルド 「認める…んですか…?」 李瀬 「認めるも何も。人だって言い張っても人じゃないって皆が言うし。」 エンドゥラ「お前、本当に何者だよ。」 李瀬 「人?かなぁ?」 エンドゥラ「なんで疑問系なんだよ。しかも、こっちに聞くなよ。」 李瀬 「だって。」 ウィルド 「頭が痛くなってきましたね。」 ウォルデル「私は帰らせてもらおうかしら。」 アーヴィー「帰る。」 李瀬 「あーもう。まとまりの悪い人達だねぇ。駄目だよ、帰るのはまだ。」 エンドゥラ「どうしてだよ?」 李瀬 「(にやり)ゲームとして、ロシアンルーレット風にやろうと思って。」 取り出したのは五枚のクッキー エンドゥラ「…それ、何が入ってる?」 李瀬 「何だろう?」 ウィルド 「まずは、それの成分を調べて安全性を確認すべきですね。」 ウォルデル「もう、嫌になってくるわね…。」 李瀬 「さぁ、食せ!」 四人 「「「「遠慮しておきます。」」」」 李瀬 「残念だなぁ」 ぱくりとそれを一つ食べる。 恐る恐るその様子を見る四人(少し情けないぞ、長’S) 李瀬 「せっかく季幸が作ってくれたお手製クッキーなのにさ。」 エンドゥラ「はぁ?あいつのか?!」 ウィルド 「確かに、本人が作ったものではないのなら、知らなくて当然ですね。」 李瀬 「おいしぃ〜。あ、アーヴィー食べる?」 アーヴィーにだけ何故かあげる李瀬。 アーヴィー「(もぐもぐ…)」 李瀬 「やっぱり、季幸の作るのは美味いよねぇ。幸せ。」 アーヴィー「(幸せ)」 エンドゥラ「なんか、むかつく。」 ウィルド 「でも、当たり外れはあるみたいですね。」 李瀬の持つ袋の中のクッキー。手に付けられる事のない最後の一枚。 ウォンデル「あの男が素直に用意するわけがないわね。」 エンドゥラ「あの野郎。美味いけど、これはねーだろ。」 ウィルド 「結局は、似た物同士なのかもしれませんね。」 李瀬 「あ、もう一つ連絡。」 エンドゥラ「何だよ?」 李瀬 「四人のうち誰か一人。」 エンドゥラ「何だよ。」 李瀬 「明日私の補佐で来てもらうから。」 四人 「「「「っ?!なんで〜?!」」」」 李瀬 「なんでって?人手がいるから。」 エンドゥラ「おい、いいかげんにしろよ。こっちだって忙しいんだよ。」 ウィルド 「これが、最終的な一番の目的だったんですね…。」 李瀬 「もちろん。」 ウォルデル「今の時間はなんだったのかしらね…。」 李瀬 「あ、大丈夫。補佐は決めてるから。」 四人 「「「「何それ?!」」」」 いったい誰でしょう?それは…。 李瀬 「もちろん、エンドゥラに決まってるじゃない。」 エンドゥラ「はぁ?!何言ってるんだよ。てめぇ〜!」 ウィルド 「頑張って下さい。」 ウォルデル「幸運を祈るわ。」 アーヴィー「(自分じゃなくてほっとしている)」 エンドゥラ「おい。お前等も何とか言え〜!」 ウィルド 「巻き込まれるのはごめんです。」 李瀬 「皆お疲れ様。帰っていいよ。」 ウォルデル「じゃぁ、帰るわ。仕事も残っている事だし。」 ウィルド 「この後、診察予定も入ってますし。」 アーヴィー「(やっと帰れる)」 李瀬 「ばいばい。また今度ね。」 エンドゥラ「おい、はなせ。俺も帰る。」 李瀬 「駄目。仕事してもらうから。」 エンドゥラ「てめぇにそんな権力ないだろうが?!」 李瀬 「あるよ。」 エンドゥラ「はぁ?!」 李瀬 「だって、この世界の創造主だし。」 エンドゥラ「…。」 結局最後は李瀬が勝つ…? |