その者が持つ砂時計は、

砂は止まることなく落ち続け、

永遠に時を刻み続ける




永遠という枷を受けたその者は

ただ、時の流れを見守ることだけしかできない



今宵も、一つの命が尽きるその瞬間まで

手を出す事は出来ず見守り

一人涙を流す



その者の名を今は誰も知らない




時の使者




誰かがそう呼ぶだけ







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