哀(魔)「あら?」
てくてくと歩いていると、前方から危険人物が歩いてきた。
哀はここで回れ右をするべきか分裂している二人で実験するかすごく迷った。
圭(魔)「あ、哀ちゃんだ〜Vどっちの哀ちゃん?僕のことわかる?この可愛い子はだあれ?」
哀(魔)「…竜崎青海ちゃんね」
圭(魔)「あ、こっちの哀ちゃんだ」
何たる判別方法。
哀(魔)「ここはどこかしら?なんだか面白おかしい生態の植物がたくさんあったからとりあえず採取しておいたのだけれど考えてみると人一人いないのよね…ああ、死体はあったけれど」
快(神)「え」
快(魔)「それって…」
青(魔)「…(真っ青)」
圭(魔)「…怖い?」
青(魔)「…大丈夫だよ」
圭(魔)「ん、じゃあしっかり捕まっててね。とりあえず状況説明がてら案内してくれる?」
哀(魔)「ええ、いいわよ」
快(魔)「…その前に」
快(神)「何か来たぞ」
がさがさと、しげみがゆれた。
ばさっと、現れたのは巨大で手がある蛇。トカゲではない。なぜならば足がないから。
青(魔)「―――!!?(声にならない悲鳴)」
圭(魔)「駆除決定」
快(神)「おい、一匹じゃないぞ!」
わらわらと集まり出した。
気持ち悪い!!
青海ちゃん気絶。(そりゃあね)
圭(魔)「…じゃ」
快(魔)「ちょっと待ったぁー!!」
快(神)「じゃってなんだぁ?!」
哀(魔)「あなたたちで始末しておいて頂戴」
そういって、さっさと退場。
置いていかれた快斗たち。
快(魔)「…」
快(神)「そりゃないだろ?!…新一〜(涙)」
快(神)「ふふふ・・・。」
とうとう壊れたか?
快(魔)「大丈夫か?」
快(神)「ええ。問題はありません。これを倒せば、彼等とはぐれたことですから、愛しの名探偵の元へ戻っても問題はないということですね。」
これが噂のキッドモード?!
第三者の目ではじめて見た気がする快斗魔
まぁ、あたりまえだろうね。同じ人間うようよと側にいないから。
快(神)「時間もおしいので、すぐに目の前から消えて下さい。」
ジャキッ
快(魔)「そうだよな。時間ももったいないよな。
ということで、戦闘開始っ!
新(神)「ん?」
バ(神)「どうした?あ、そういうことか。」
ガサガサッ
新(魔)「何だ?」
新(神)「快斗っー!」
快(神)「あ、新一ぃ!」
感動の再会?
バ(神)「結構早い再会だったな。」
新(魔)「そうだな。」
快(魔)「わぁ、新一だぁ。」
良かったようとこいつも新一に抱きついた。
とりあえず、説明をすれば・・・。
瞬殺の勢いで片付けて、本能(?)で走って快斗(神)は新一(神)の元へとやってきたのだった。
快(魔)「あいつも、ある意味人間じゃない。」
無駄がなく正確にまっすぐ進んできたのです。
バ(神)「二度と失いたくないっていう思いがあるからなぁ。」
ということで、分裂して合体?
圭(魔)「わ〜、これは見事にばっらばら」
そこにはすごいことになった死体がばら撒かれていた。
圭(魔)「青海ちゃん気絶してて良かったかも」
今のうちに片付けよ〜っと圭は(自主規制)の中へと悠々と入り込んでいく。
その一歩後ろから、哀は死体を見学していた。
哀(魔)「すごいことになっているわね…病気?」
圭(魔)「外傷は見当たらないからね〜」
哀(魔)「生活の途中でなくなっている人もいるわ…どうなっているの?」
圭(魔)「さっきの説明どおり。この世界は破滅を辿っているんだよ」
哀(魔)「その原因を探さないと私たちも巻き添えってことはわかったけれど、手掛りがないわね」
圭(魔)「さっき話した死神君なら何か知ってるかもだけどね。便利なパソコンを持ってたし。それより哀ちゃん、これ飲んどいて」
哀(魔)「え?」
圭(魔)「無害だよ。一応のため解毒剤。一応あらゆる毒に耐性があるから―――青海ちゃんにも飲ませとこ」
隣で口移ししている兄妹を哀は無視した。
哀(魔)「(これで血が繋がってなければ問題ね…)」
血が繋がってても圭さんの行動は問題です。
そのころ彼らは。
哀(神)「あら、何で分裂しているの?」
新(神)「灰原!」
やっと再会していた。
哀(神)「で、どういうことか、簡潔に説明してくれるかしら?」
バ(神)「とにかく、この世界は滅亡へのカウントダウンで、もう先が後少しってところなんだ。原因を見つけて止めて、はやくもとの世界に戻らないと、巻き込まれて死んでしまうってところだな。」
哀(神)「そう。また、厄介なことになるわね。」
バ(神)「もしものときは死神世界に引き取ってから扉開きなおして生き返らせるけどな。」
出来るのかよ。
快(神)「なら、放っておこうよ。」
新(神)「でも、見て見ぬ不利はできないだろ?」
新(魔)「でも、死神の力じゃどうにかできないのか?」
バ(神)「とにかく元を見つけないといけないからね。対処のしようがない。」
快(魔)「そうなんだ。」
快(神)「もう、二度と死なないでよね。」
新(神)「そういうお前こそ。」
何だかんだといって、いちゃいちゃしちゃってさ。
哀(神)「いちゃいちゃはあとで存分にしなさい。今は止めて頂戴。迷惑だわ。」
貴方達には危機感というものがないの?
快(魔)「なんかやだ・・・。」
新(魔)「?」
バ(神)「とにかくは次の目的地に進むか。」
とりあえずは、進むべしっ!
青(魔)「・・・ん・・・。」
圭(魔)「あ、起きた?」
青(魔)「あれ?」
いつの間にかメンバーが変わっている事に気付いた。
哀(魔)「そういえば、置いてきた黒羽君はどうしたのかしら?」
圭(魔)「今頃、新一君達のところに合流してるんじゃない?」
その通りです。
新(魔)「…」
快(魔)「…」
新一と快斗(魔)は目の前でいちゃいちゃしている二人(神)
をどうするべきか本気で悩んだ。
快(魔)「…向こうのあいつらよりむかつく…」
新(魔)「…見ててすっげー恥ずかしい…」
同じ顔だしね。
哀(神)「無視しなさい」
手厳しい…。
バ(神)「さて、と。あの三人はこの先だね。ちゃっちゃと行こうか」
青(魔)「あのねお兄ちゃん…」
圭(魔)「ん?」
青(魔)「この世界を助けても、どうやって帰るの?」
この前みたいにゲート?あるのかなぁ…。
あ。
圭(魔)「…青海ちゃんは偉いねえ。僕忘れてたよ」
哀(魔)「世界救出と期間計画を同時進行させなくちゃならないのね」
青(魔)「でもねえ、ゲートの気配しないよ。有るのは滅びの泣き声だけ。聞こえるのは、悲しみの歌」
全部が滅びに向かっている世界。
…さあ、ゲートがないならどうやって帰るか。死神界がなんとかしてくれるかな?
圭(魔)「…ちゃんとあの二人のことも守らなくちゃだしなぁ」
一応した約束は守らないとね。
バ(神)「・・・近いな。」
新(神)「そうか。」
快(神)「じゃぁ、さっさとやっちゃう?」
突然の変わり様。あのいちゃつきはいつの間にか消えて真剣な二人がいた。
快(魔)「(こいつらはやっぱり嫌。)」
どうやら、快斗魔にとっては、むかつくが例の彼等の方がいいらしい。
哀(神)「で、どうなの?」
バ(神)「やばいなぁ。」
新(神)「とりあえず、あの人達と合流するか?」
快(神)「それが無難だろうね。」
哀(神)「そうね。」
バ(神)「面倒だし、飛ぶか。」
死神メンバーはテレパシーで繋がってるわけ?
新(魔)「なんだか、話がみえないんだけど。」
快(魔)「ああ。俺もさっぱりわかんねーよ。」
どうやら、例の彼等よりも扱いづらい人達だと認識。
あの人達は、新一に関してしか動かないので、とってもわかりやすかった気がする。
快(魔)「・・・本当に、どうなるんだろ。」
新(魔)「さぁな。滅びるか生き残るかだろ?」
快(魔)「その言葉、あいつらを思い出すなぁ。」
新(魔)「そういやそうだな。」
しみじみと思い出に浸る?
圭(魔)「なんだろうね、これ。」
哀(魔)「わかんないわ。」
青(魔)「なんのボタンなんだろうね。」
彼等はちょうど、いかにも人工的に作られた赤いボタンを発見した。
それも、足元に、まわりと似合わず機械的なボタンが。
圭(魔)「えいっ。」
青(魔)「お兄ちゃんっ!」
哀(魔)「何が起こってもしらないわよ?」
圭はそれを押した。
やっぱり、あったら押してみたくなるものである。
ゴゴゴゴゴ・・・
丁度その時、バード達が飛んできたのだった。
快(魔)「もう、帰りたい。」
新(魔)「たぶん、原因は圭さんだろうな。」
その通り。
ガガガガ・・・ゴガッ
音がしたら、何かが外れる音がした。
そして、彼等が降り立ったと同時に、全員そこに開いた穴に落ちたのだった。
バ(神)「あ、追いかけないと。」
彼だけは浮いていたので、落ちなかったりもしたが。青海は現在、肉体とはいわないが、器があるので落ちるのです。
とりあえず、皆とはぐれないために追いかけるのだった。
圭(魔)「面白い仕掛けだね。あの牢屋敷の底なし版?」
快(魔)「嫌〜っ。」
ひゅるるるるるるるるるる…
ぼとぼと
新(魔)「いったぁ…」
快(魔)「新一!大丈夫?!」
快(神)「怪我は?!」
新(神)「してねーよ。心配すんな」
哀(神)「随分と落ちたわね。その割に衝撃が少なかったわ」
哀(魔)「このコケの所為ね。それにしてもおかしいわ。まるで落ちてきた人が怪我をしないようにしかれているよう…」
圭(魔)「その通りなのかもね。だってあれ、罠にしては目立っていたから単に出入り口で、意外と以前は頻繁に使っていたのかも」
青(魔)「お兄ちゃん、それでも不用意だったよ…だめだよ」
圭(魔)「ごめんねV」
青(魔)「新一お兄ちゃんたち、痛い思いしてるし…」
うるうると、泣き落とし?
…いえ、彼女は素です。
バ(神)「あ〜…よくわかんないところに繋がってたんだな」
あ、バードさんが追いついた。
というか貴方と圭さんは常に冷静だね。
バ(神)「取り乱したって変わらないし」
圭(魔)「面倒臭いし」
はい、貴方たちらしい返答でした。
青(魔)「…この先」
新(魔)「え?」
青(魔)「…何かある」
見ると、淡く光っていた。
快(魔)「…なんだ?」
快(神)「鏡?」
新(神)「何で鏡なんかが…」
バ(神)「近付くな!!」
そのとき、鏡が勢いよく発光した。
光がやんで鏡が映し出したのは、凄惨なる世界のありさま
だった。
新(神)「何、これ・・・。」
快(神)「嘘、だろ・・・。」
そこには、逃げ惑う人々が、次々に命を落としていくシーンが映し出されていた。
それも、見たことのある光景もあり、先ほどまで自分達がいた場所に間違いないだろう。
バ(神)「間違いなく原因はこれだろうけどな。」
この世界をゆがめた原因。
だけど、同時にこの世界を保っていたもの。
圭(魔)「壊す?」
快(魔)「あ〜、駄目駄目。そんなことして大変な事になったらどうするわけ?!」
新(魔)「お前、止めるの遅い・・・。」
すでに圭が鏡を足で割っていた。早っ!
快(魔)「け〜い〜さぁぁ〜〜〜ん〜〜〜〜っ!なんてことするのっ?!」
圭(魔)「えへvv」
快(魔)「えへじゃねー!」
圭(魔)「へぇ〜。快斗君のくせにそんな事いうんだぁ。」
少し、目が細められた気が・・・というか、寒気が・・・
快(魔)「す、すいません・・・」
バ(神)「とにかく、今はそれどころじゃなくて・・・。・・・ああ、そういうことか。」
なにやら気付いた様子。
圭(魔)「ねぇ。どういうこと?」
青海の姿が薄れていく。
バ(神)「俺は言ったはずだ。この世界にいる間は、二人を守ること前提で、彼女に合わせると。もう、この世界には意味はないから、消えてなくなるんだ。まぁ、戻れるけどな。だから、彼女は消える。」
そんなに睨まないで下さいな、圭さん。
バ(神)「ただし、頭の記憶の中ででは、話せるから、しばらく寝てろ。」
圭(魔)「嫌。」
バ(神)「今すぐつなげないと会えないぞ?目をつむってるだけでもいいからさ。」
圭(魔)「そうなの?」
バ(神)「ただし、絶対に目を開けるなよ?」
圭(魔)「はーいv」
返事はいいね。
とりあえず、目をつむって立ったままの圭。
快(魔)「死神って、やっぱり圭さんと同等なのかなぁ?」
新(魔)「さぁ?」
圭(魔)「快斗君何か言った〜?」
快(魔)「いえ。何も言ってません。」
バ(神)「ということで、お前等二人は寝ていてくれ。」
両手でそれぞれ快斗と新一(神)の額に手を当てて、呪を呟く。
ばたりと、崩れる二人を抱えて、さてとと、大きな鎌を取り出した。器用だね。
ちなみに現在、右手で新一と快斗の腕の下に回して抱えて、左手で大きな鎌振り上げ
てます。
快(魔)「何する気?!」
バ(神)「帰るんだよ。それと、文句も言おうと思ってね。」
大きく振り下ろして、空間を切った。
ぐにゃり
歪んで、やっと正常に戻ったとき、なにやらよくわからない場所にいた。
ロ(神)「やっ。お帰り。」
バ(神)「おい、ロンド。何がお帰りだ。何が。この馬鹿。」
ロ(神)「馬鹿とは失礼だな。」
なんだか、バードと同じ黒装束が現れた。どうやら名前はロンドらしい。
新(魔)「あの。いまいち状況がつかめないんですが?」
バ(神)「ああ、そりゃそうだな。簡単に言えば、俺に内緒で勝手に巻き込んで、それも手違いでお前達まで巻き込んでの新しいアトラクションの試運転だ。」
快(魔)「何それ?」
新(魔)「何のですか?」
バ(神)「決まってるだろ。死神世界での、天にも地にも行かない迷い人やどちらにも属す事が出来ぬ者達や暇な死神の暇つぶし用だ。」
人間界で言う、遊園地やゲームみたいなものらしい。
快(魔)「何それ。えらく迷惑な話だな。」
バ(神)「まぁな。でも、死んでからじゃないと楽しめないぞ。それに、結構死んでからも人間界で頑張ってた奴等が組むプログラムだから、やりがいはあるぞ?」
新(魔)「それはそうだな。だったら、死んだ作家とかも・・・。」
哀(神)「今はない科学者の実験レポート・・・。」
哀(魔)「結構いいわね。」
バ(神)「結構いるぞ。天や地に行かない奴は多いからな。待合所みたいなところだしな、ここ。俺達みたいな公務員的存在の死神がいるこの世界はな。共に過ごしたい相手を待つ暇つぶしをする場所だ。あとは、天と地でそれぞれ別れる場合、ここに住みつく奴多いしな。」
というか、いいのかそれで。
快(魔)「なんだか、死神世界って・・・。」
バ(神)「まぁ、死神っていっても、現実はそんなもんだ。」
新(魔)「あの。現実にはないと思いますが。」
バ(神)「わかる奴にはわかる。」
新(魔)「そうですか。」
現在、両肩に快斗と新一を担いでいるバードがロンドに言う。
バ(神)「この二人、送ってくれるか?」
ロ(神)「おう。任せとけ。しっかりと、ここに戻ってくるまでに時間設定しておいたからな。」
バ(神)「らしい。じゃーな。あんたも、戻ったら目をあけてもいいぜ。彼女の姿が消えたのが合図だ。」
ということで、なんだか一気に終わって戻れる事になりました。
目をあけると、確かに戻ってきていました。
新(魔)「あ〜…うん。ジャングルじゃない…」
快(魔)「吃驚したね…いつも(というかこの前と)違ってたし」
哀(魔)「そうね…て、圭さん。もう目を瞑っても彼女は見えないでしょう」
圭さん、続行中。
圭(魔)「…」
快(魔)「死神かぁ…」
新(魔)「現実的だったな。死んでもなんだか楽しめそうだ」
快(魔)「だめー!!死んだら駄目だよ新一!!」
新(魔)「おまえな〜いきなり死ぬわけないだろ!!」
哀(魔)「確かに退屈はしないでしょうけど…あら?」
新(魔)「どした?」
快(魔)「…あれ?」
哀(魔)「圭さんがいないわね」
いつの間にか、居なくなっていた彼。
圭(魔)「…こっちの世界とあっちの世界では仕組みが違うみたいだけど…」
圭さんは工藤邸の屋根の上にいました。
貴方どうやって昇ったんですか。
圭(魔)「…君は、向こうは居心地がいいと知っていても、僕の傍に居てくれていたんだね」
居心地なんて、いいわけないのに。
僕を心配して、傍に居てくれる。
――ああ、なんて至福。
なんて罪深い。
圭(魔)「嬉しいって言ったら、困る?」
勿論、答えなんて返ってこない。
それでも、小さな温もりを感じた気がした。
新(魔)「…とりあえず、茶だ。快斗」
快(魔)「はい、はい」
哀(魔)「…欠片拾ってきちゃったわ」
新・快(魔)「「えええ?!」」
鏡の欠片。
哀(魔)「…後で、彼にでも上げようかしら」
快(魔)「捨ててー!!」
快斗の訴えが通じたのかは不明。
さて、帰ったなと、バードは呟き、ロンドの方へとびきりの寒い笑顔を見せた。
ロ(神)「・・・悪かったって。」
バ(神)「本当にそう思ってる?ただたんに、新一に会うためにやったなんていうと、怒るよ?」
ロ(神)「(目を逸らす・・・)」
バ(神)「(怒)」
哀(神)「それで、私達は帰れるのかしら?」
バ(神)「あ、それは問題ない。」
どうやら、帰れることは帰れるらしい。
ロ(神)「だってさ、以前来た時、勝手に来て勝手に帰っただろ。そもそも、彼が来るのをとっても楽しみにしてたっていうのに生き返らせるしさ。」
バ(神)「うるさい。とにかく、巻き込む時は先に連絡いれろ。今回みたいに、巻き添えを食らう人間が出ても困るからな。」
ロ(神)「はいはい。で、今度はいつこっちに帰ってくるんだ?」
バ(神)「さぁね。」
当分はかえるつもりないらしい。
哀(神)「確かに工藤君の家ね。」
バ(神)「ちゃんと帰ってきただろ。」
哀(神)「で、二人を眠らせる必要ってあるのかしら?」
バ(神)「死神世界でさ、新一は人気があってね。話をしたいとか人目みたいって奴が多いからさ。それに、白いのも、父親があそこにいて、いろいろあるから、面倒にならないようにかついでたんだ。」
哀(神)「そうね。それならわかったわ。」
二人ともを眠らせた原因。
以前死神世界へ行ったらしいが、その時いろいろあったみたいだった。
哀は行っていないのでわからないが。
まぁ、彼等に害がないのならそれでいいのである。
新(神)「・・・ん・・・あれ・・・。」
快(神)「家?」
バ(神)「ちゃんと帰ってきたぞ。」
やっと二人は眼を覚ましたのでした。
そして、またいつもの日常が始まるのでした。
あとがき
コウsamaとの合作です。今度は死神と悪魔の二つで、落ちは死神世界のアトラクションで。
もう、何作目の合作でしょうね。確か、11作目になるのでしょうか?
途中でカウントが間違って更新されてますが・・・。
いつも付き合って下さって、ありがとうございます、コウsama〜。
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